孔雀の筆は実物の羽根を思い出していただければお分かりの通り、黒い羽根に玉虫色がかった妖艶な色をしています。
鳥の一種だけに水分をよくはじきます。
同様に墨含みも悪いので、お使い前に水にひたしておいてやるのがいいでしょう。


こんなしんどい筆ですから、トメ・ハネ・ハライなどキレイに出せるはずもなく楷書には不向きです。
詩や墨象画などにどうぞ。


一筋縄ではいかない筆というのは、墨や紙を変える度、違う顔を見せてくれます。
間違いなく創作の幅は広がると思いますよ。

                                                                                                                                                    • -

コメントをいただいた澄翔先生のブログを紹介します。
見所多数アリ。作品もたくさん掲載されてまっす。

http://blog.livedoor.jp/atorie_masumi/

                                                                                                                                                    • -