書作品を掛け軸にするということ

つい先日のお客様からのご依頼。


明治の方で生前書き残されていたお祖父様の書作品を掛け軸にしたいとのこと。


拝見すると、相当シミがあり、破れも目立ちます。


しかしながら、職人の技術はすごいものですね。
シミ抜きや特殊な技法により、作品が今書いたものと見まがう様な仕上がりに。
出来上がった掛け軸を見たお客様も大変な驚きとともに喜んでくださいました。


さっそくお床に掛け、お祖父様を偲び、懐かしんでおられました。


ひとつの軸が、家族にとって特別な意味をもち、後世に受け継がれる。
本当に素晴らしいことですね。

大変意義深いことだと思います。